“私”が遅い晩ごはんを作っていたある日、
午後十時きっかりに玄関のチャイムが鳴った。
ドアを開けてみるとそこには、
おしょうゆのビンをかかえた黒猫がいて・・・。


プレゼントに添えるカードを探しに行って、
偶然見つけました。本屋さんではなく、
文房具やグリーティングカードの売り場で
誕生日カードとして売っている、小さな絵本です。

元のタイトルは「午後十時の訪問販売」と言って、
何年か前のJOMO童話賞の佳作に入選した作品を
一部表現を変更して作られているんだとか。
なるほど、誕生日用としては「訪問販売」じゃ変だけど、
作品自体には元のタイトルの方がしっくり来ます。

“私”が買い忘れて必要としているものを持ち、
毎晩午後十時に現れる不思議な黒猫。
どうして必要なものがわかるのかも謎だけど、
何より謎なのは、そのしょうゆ、どこから持ってきた!?

・・・なんてツッコミは心の中だけにしておこうね(笑)

訪問販売だから、当然“代金”が必要ですよね。
そこで黒猫が要求するのがお金ではなくかつおぶしなのが
とても微笑ましいです。
ただ、かつおぶしより高い商品ばかりな気もするんだけど、
猫ちゃん、損してない?

・・・なんてツッコミはしちゃいけないってば(^^;
ついツッコミたがるのは私の悪いクセかも?!

半分も読めば大体オチがわかってくるのですが、
売り場でサンプルを読んでて、その瞬間、
ブワッと涙が込み上げてきました。
あとはもう「あぁ、やっぱり!」と思いつつ、ウルウル。
猫好きにはたまらないお話です。

カードとして誰かに贈ればもちろん喜ばれると思いますが、
これは是非一冊、自分用に欲しくなる可愛い絵本です^ ^

くろねこのおくりもの
著者:作/鎌形夏希 絵/杉田香利
グリーティングライフ 2005年8月発行

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