サルバドール・ダリの熱心な心酔者として有名な
宝石チェーン社長の死体が、別荘のフロートカプセルから
見つかった。が、その顔からはトレードマークの
ダリ髭が消えていた。
更に、容疑者の中にはアリスのサラリーマン時代の友人が。
大学助教授で犯罪学者の火村と推理作家アリスが、
殺人事件の謎に迫る!!


最近ジャンプ関連と絵本が続いたので、たまには小説を。
今、「マジックミラー」と「暗い宿」を平行して
読んでるんですが(^^;)、今日のご紹介はコチラ。
画家サルバドール・ダリの「髭」と、特殊な液を満たした
装置の中に体を沈めて瞑想?するフロートカプセル、という
奇妙な状況が絡んだ殺人事件のお話です。
美術品にあまり興味のない私(これでも元・芸大生★)、
読んでる間中「ダリって誰?(なまって読みましょう)」
と言い続けて、ダンナをゲンナリさせました・・・(--;)

図書館で借りて読んで、後から文庫を購入したのですが、
文庫版のカバーイラスト・・・これは苦手ですぅ。

ダリについての蘊蓄も、やはりあまり興味持てず。
フロートカプセルも、あまりに特殊な状況過ぎて、
一般人にはついていけません(^^;
他にも変な人(あえてどんなとは言いませんが)が
容疑者として浮かび上がったり・・・とにかく舞台となる
宝石チェーン自体が不可思議で、奇妙の連続でした。

我らが火村先生は、33才を迎えたばかり。まだ若い(?)。
誕生日にアリス(男です、念のため)とふたりでフランス料理。
・・・、だから腐女子にいらん詮索されるのよw
食事しながらの軽口の応酬シーンは気に入ってます。
口悪いセンセだねぇ。
寝言を言ったり口笛吹いたり、最初のイメージとちょっと
違った印象も見せてくれます。

アリスが小説を書き始めたきっかけの事件も載ってます。
本人達の恋愛要素が少ない火村シリーズで、
アリスの貴重な過去の恋物語が明らかに。
相手の子の心理は理解できませんが・・・。

ダリの繭
 著者:有栖川有栖
角川文庫 1993年12月発行

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