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小さな一本の茎を、小さなカエルくんが「よいしょ」。
のぼってのぼって、よいしょ、よいしょ、よーいしょ!
自然の中の「よいしょ」な一場面を、
かわいく切り取ったフォトポエム絵本w


昨日に引き続き、先日の絵本ワールドの即売会場で
購入してきた絵本です。
その名の通り、「よいしょ」な雰囲気の写真に
童話作家の工藤直子さんが詩をつけています。

写真だけ見たら、何の変哲もないような動物達や草の芽が、
ことばと一緒になると、あら・不思議!
どれもなんだか「よいしょ」に見えてくる。
ダンナも「よくこんな『くくり』でまとめたなぁ」と感心。

せっかく芽を出したのに、上には石がドスン。
ぐいぐい持ち上げて「よーいしょ」。
小さな種でも、アリくんから見たらなんて大きい!
ひっぱれひっぱれ、「よーいしょ」。
生まれて5日目のダチョウの赤ちゃん。
よちよち歩きの足をどっしり踏ん張り、「よーいしょ」。

どの生き物達も愛嬌たっぷり、自然ってすごいなぁ。
特に気に入ったのは、
一本の道を残しながら草の中を行くクサガメと、
2匹で転がすフンコロガシ(アフリカタマオシコガネ)、
それから木の幹を覗くキツネ。
あぁ、動物、好きだぁw

巻末には、写真の一覧と撮影者名、各生き物達へのコメント付。
このコメントがまたかわいくて、作者さんの自然への
愛が感じられます^ ^

よいしょ
著者:作/工藤直子 写真/ネイチャー・プロダクション
小学館 2006年8月発行


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