百人一首の選者・藤原定家と同姓同名の
不思議な少年・定家クン。
小学校の百人一首クラブ所属のスズとナリの秘密は、
彼と共に平安時代にタイムスリップしたこと。
ところが、その秘密をナリのお父さんに知られてしまい、
紫式部ファンのお父さんが大暴走して・・・!!


病院での待ち時間に読む本を探していて、
娘の持ち物から引っ張り出しました(笑)
ってことで、これは決して私の趣味ではありませんよ?
娘が(たぶん小学生時代に)買った本です。

どうやらこの本はシリーズ2冊目のようで、
同じ主人公2人組が小野小町に出会う
「いとをかし!百人一首 平安時代へタイムスリップ」の
続編だそうです。

小学校の授業で百人一首にハマったウチの娘、
中学入学前にも「なんで百人一首部が無いの〜!」
と騒いでました。この本の主人公達が羨ましかったりして(^^;

百人一首の歌の作者に会いたい・・・と強く願うと、
『定家クン』の家から平安時代にタイムスリップして
実際に会うことができる、小4のスズとその先輩ナリ。
その話を聞きつけた、ナリのお父さん。
娘達を差し置いて定家クンの家にすっ飛んで行くと、
紫式部の元へお悩み相談に押し掛けちゃいました。

後を追って平安時代にやってきたスズ達。
そこで、紫式部やその娘で未来の大弐三位(だいにのさんみ)、
小式部内侍といった歌人達と出会います。
歌の背景やきっかけとなった事件に遭遇しながら、
紫式部達との交流を深める現代人のみんな。

うん、ちょっと羨ましいな。
(どこまで事件等が本当かは置いといてw)

その場でさささっと絵を描いて、昔の人達をビックリさせたり
絵合わせの貝を増やしたりできるスズちゃん。
歌に詳しいナリ先輩となかなか良いコンビです。

私は百人一首はそれほど興味ないので(コラコラ★)
物語の流れに関係無さそうなところはサラリと読みましたが、
テンポがいいので小学生くらいの子でも
苦手意識をあまり感じずに気軽に読めると思います。

絵も可愛いですしね。

ただ、ナルちゃん。
絵だととってもかっこいいのよ。カバーとか。
なのに、なのに、女の子だとは〜〜〜ッ!

って、変なところで残念がってる母なのでした(^^;


いとをかし!百人一首 紫式部がトツゲキ取材!?
著者:作/光丘真理 絵/甘塩コメコ
集英社 集英社みらい文庫 2012年5月発行

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“私”が遅い晩ごはんを作っていたある日、
午後十時きっかりに玄関のチャイムが鳴った。
ドアを開けてみるとそこには、
おしょうゆのビンをかかえた黒猫がいて・・・。


プレゼントに添えるカードを探しに行って、
偶然見つけました。本屋さんではなく、
文房具やグリーティングカードの売り場で
誕生日カードとして売っている、小さな絵本です。

元のタイトルは「午後十時の訪問販売」と言って、
何年か前のJOMO童話賞の佳作に入選した作品を
一部表現を変更して作られているんだとか。
なるほど、誕生日用としては「訪問販売」じゃ変だけど、
作品自体には元のタイトルの方がしっくり来ます。

“私”が買い忘れて必要としているものを持ち、
毎晩午後十時に現れる不思議な黒猫。
どうして必要なものがわかるのかも謎だけど、
何より謎なのは、そのしょうゆ、どこから持ってきた!?

・・・なんてツッコミは心の中だけにしておこうね(笑)

訪問販売だから、当然“代金”が必要ですよね。
そこで黒猫が要求するのがお金ではなくかつおぶしなのが
とても微笑ましいです。
ただ、かつおぶしより高い商品ばかりな気もするんだけど、
猫ちゃん、損してない?

・・・なんてツッコミはしちゃいけないってば(^^;
ついツッコミたがるのは私の悪いクセかも?!

半分も読めば大体オチがわかってくるのですが、
売り場でサンプルを読んでて、その瞬間、
ブワッと涙が込み上げてきました。
あとはもう「あぁ、やっぱり!」と思いつつ、ウルウル。
猫好きにはたまらないお話です。

カードとして誰かに贈ればもちろん喜ばれると思いますが、
これは是非一冊、自分用に欲しくなる可愛い絵本です^ ^

くろねこのおくりもの
著者:作/鎌形夏希 絵/杉田香利
グリーティングライフ 2005年8月発行

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だれもいない砂浜で、すなのおしろを作ったぼく。
大きな大きなおしろを作ったら、
すなの中からすなおとこが現れ、
ぼくはすなのおうさまに会いに行くことに。
すなのまちを進んでいくと、そこには・・・。


図書館で借りてきました。
砂でお城を作った少年が実際に砂の街を体験する、
という不思議で夢のある絵本です。

砂から現れた“すなおとこ”。
砂なので簡単に自分の姿を変えることができ、
ズザザ・・・と乗り物に変身。
“ぼく”と“ぼく”が連れていた犬を乗せると、
“すなのおうさま”のところへ向かいます。

途中で通る街も、もちろん全部“砂”。
行き交う人々もみんな、砂人間。
よく見ると色んな人が色んな作業をしていて面白いです。

“ぼく”を歓迎してくれた“すなのおうさま”は、
“ぼく”のためにサーカスを見せてくれます。
ここでも、会場中に色んな人達が!

かくれんぼ絵本ではないけれど、こういう風に
隅々までじっくり楽しめる絵本は大好きです。
「ズズ ズザザ」とか「ズザクニャン」、「ズザピポズン」
・・・と砂が形を変える時の擬音が独特なので
読み聞かせも楽しいとは思いますが、
私は“子供と一緒に絵を楽しむ本”かな?って感じました。

表紙にもちゃ〜んと“すなおとこ”が(笑)
たとえ“すなのおうさま”には会えなくても、
私も大きな大きな砂のお城を作りたくなってきました。

すなのおしろ 著者:作/たむらしげる
偕成社 2001年7月発行

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雪のうら山にさんぽにきた、
おにいちゃんと女の子。
どうぶつのあしあとをたどって森に入り
トガリネズミをみつけたふたりは、
逃げたトガリネズミを追いかけて・・・!


図書館で借りてきました。
我が家でも大人気、このブログでも何度もご紹介した
村上康成さんの絵本です。

森でトガリネズミを追いかけるうち、
湯気がもうもうとする温泉に辿り着いた兄妹。
入っていたのは動物達。
クマにウサギにキツネにトガリネズミ、
それからそれから・・・!

あぁ、もうッ、いつもながら可愛いなコイツら。
村上さんの描く動物達って
愛嬌たっぷりでほんと可愛いですよね♪

おふろの場面は見開きトビラになっていて、
開くとみんなの表情が変化しているんですよ。
それがまた可愛くて楽しい。
なんだ、オマエ達その顔は(笑)

寒いのも雪山も苦手だけど、
というか、スキーもやったことないんだけど
(やりたくもないし・苦笑)、
こんな出会いがあるならちょっとだけ・・・・・・
と思ってしまう、ワナのような素敵なお話でした(笑)

山のおふろ 著者:作/村上康成
徳間書店 2003年11月発行

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ガミガミうるさいおばあちゃんに飲ませるため、
両親の留守中に新しいくすりを作り始めたジョージ。
手当たり次第目につく物をぶちこんで、
ついにできたくすりは・・・!!


図書館で息子が借りてきました。
ジョニデ主演でご存知の「チャーリーとチョコレート工場」
の原作者・ロアルド・ダールさんの本です。
(原題:「チョコレート工場の秘密」と「ガラスの大エレベーター」)

文句ばかりうるさくて、
家族からも煙たがられているおばあちゃん。
8歳のジョージも彼女の口うるささにうんざりしていました。

そこで彼女にひと泡吹かせる方法を探していたジョージは、
おばあちゃんが毎日決まった時間に飲む薬を
自分で作ったくすりと入れ替えてしまうことを思いつきます。

そして、材料を探して家中を歩き回り・・・・・・!

・・・で、本当にソレ入れちゃうの!?
どう見ても
「口に入れてはいけません!」とか
「混ぜるな!キケン」とか
「お子様の手の届かない所に・・・」
って注意書きが書いてありそうな物ばかりなんだけど(@д@;)

良い子のみんなは決してマネしちゃいけませんよ〜!!

・・・なんてこと言ってちゃ、この本は読めません(笑)
良識ある大人の皆さんも、この際そこはちょいと目をつぶりましょ。
そんなお話です。

いよいよくすりが完成!
そこからがまた、この作者らしいハチャメチャな展開に。
普段、本読んで笑うことのない息子がウケてました。

孫お手製のアヤシイくすりを飲まされることになった
おばあちゃんの運命やいかに!?
結果はぜひ、ご自身で読んで確かめてくださいませw

ぼくのつくった魔法のくすり 著者:ロアルド・ダール
絵/クェンティン・ブレイク 訳/宮下嶺夫
評論社 2005年4月発行

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