fc2ブログ
田舎暮らしに退屈していた幸助。
ある日、母から妙なレストランの話を聞き興味を持った幸助は、
その店の発見者・アキラと共に店を探して山の中へ。
間もなく発見されたそのレストランとは・・・。


図書館で借りてきました。
以前にも同シリーズの「さよなら動物園」をご紹介しましたが、
落語家・桂三枝(現・文枝)さんの創作落語の絵本です。
落語が先か絵本が先かはわかりませんが、
どうやら喋る落語とは少々内容が違っているようです。

山道に突然現れた、山小屋風のレストラン。
イタリア料理の看板が出てるのに、
暖簾(のれん)の店名はなぜか『いろり』。
そのアンバランスさに興味を持った幸助は、
発見者のアキラを連れ、山へ出かけていきます。

そのうち店は見つかり、なぞも少しずつ解けていきますが、
それにしても何とも変わったお店ですね。
名前も変なら、お客や店の主人も変。
何よりイラストが・・・・・・(笑)

文も全部大阪弁。
三枝さん(あえて発行当時のまま呼ばせていただきます)の
あの声と口調でぜひ聞きたいもんですわ。
読みながらも「新婚さんいらっしゃい」のセットが
頭に浮かび・・・・・・んな訳あるかいッΣ

下手なひとりツッコミすみませんm(_ _)m

黒田征太郎さんの独特の絵もとても可愛く面白く、
もちろん絵本として充分楽しめる一冊ですが、
落語はやはり声と現場のあの雰囲気を味わいながら
楽しみたくなっちゃいますね。

桂三枝の落語絵本シリーズ8 峠の狸レストラン
著者:文/桂三枝 絵/黒田征太郎
アートン 2006年12月発行

 にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ
優しいご夫婦の元で大事にされ、
毎日快適に過ごしていた黒猫のパンドラ。
ところがある日、夫婦の間に子供が生まれると、
その家の「三番目」の座はパンドラから赤ちゃんへ。
徐々に居心地の良い場所を追われ、
ついに外に出されたパンドラは・・・。


図書館で借りてきました。
タイトル見て最初「箱?」とか「神話?」とか想像しましたが、
それは全く関係のない黒猫ちゃんの絵本です。

妊娠すると、「ペットはよくない」とか
「赤ん坊をひっかくよ」とか言う人いますよね。
わたしゃ聞く耳持ちませんでしたけど。

この絵本のご夫婦もそんな感じ。
それまではパンドラを散々甘やかし大事にしてきたのに、
赤ちゃんが生まれると態度が一変。
パンドラを邪魔扱いして部屋から追い出し、世話も手抜き。
しまいには「清潔じゃない」と家の外へ。

今までちやほやしてたクセに、あんまりじゃない!?

淋しさを通り越しすっかり心が冷めてしまったパンドラは、
そのまま森の奥の岩山でひとりで暮らし始めます。
最初からノラ暮らしならともかく、
食べる物の心配もなく生活してきたパンドラにとって
それはどんなに大変だったことでしょう。

やがて季節が移り変わる頃、パンドラの中に芽生える新たな命。
パンドラそっくりの2匹の仔猫達、
真ん丸な目をしてて、イラストがとても可愛いんですよ♪

最後はみんなまとめてハッピーエンド。
前半はちょっとムッとし、せつなかったけど、
仔猫が生まれてから後はホッと一安心の展開でした。
何より絵が可愛くて、猫好きさんも満足の1冊だと思います。

パンドラ
著者:文/ウィリアム・メイン 絵/ディートリント・ブレッヒ
訳/今江祥智&遠藤育枝
BL出版 1999年10月発行

 にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ
小さな小さな田舎の駅。
しんしんと雪が降り積もります。
雪かきする駅員さん。
列車が人々を乗せ走り去ると、
また駅には静寂が戻り、雪は降り続け・・・。


図書館で借りてきました。
今の季節にピッタリな、雪降る駅を描いた絵本です。
文字が全く無く、絵だけのこの絵本。
線路越しに正面から駅を見て、
ほとんど変わらぬ風景の中での
駅員さんの行動や構内の出来事を追っています。

始まりはまだ暗い朝。電灯が点いています。
駅舎の中には駅員さん。

そのうち電灯が消え、空がほんのり明るくなりました。
駅員さんは雪かき。もうすぐ一番列車が来るのかな?

駅に列車を待つ人々が集まってきました。
これから町へお出かけ。
やがてやってきた列車を見送ると、駅員さんはまた駅舎の中へ。
ほっと一息の時間でしょうか。

しばらくすると、駅員さんは貨物列車に乗せる荷物を
ホームに運び出し・・・。

いやぁ〜、寒そうだなぁ〜。
駅員さんも雪の中ごくろうさまです。
同じ場所から駅での様子を淡々と眺めているだけですが、
人々や列車の動きはもちろん
細かいところにちょっとずつ変化があり、
前のページと見比べたり探したりが楽しいです。

後半はだんだんと雪がやみ始め、最後はぽっかりお月様が。
降り積もった雪と真っ暗な夜空、
そして黄色い月の静かな光景がとても綺麗です。

ゆきのひ 著者:作・絵/佐々木潔
講談社 講談社の絵本ベストセレクション 2002年11月発行

 にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ
鹿児島市郊外、知的障害の人達が暮らすゆうかり学園。
みんなが寝静まった深夜の豚舎で、
一匹の母豚が出産を迎えようとしていました。
生まれた14匹の子豚達は、いっぱい乳を飲み、
いっぱいエサを食べ、やがて・・・・・・。


図書館で借りてきました。
19日の日記でもご紹介しましたが、
レビューとして改めて書き直したいと思います。
前回の日記を一部使い回してますが、
気付いても初めて読むような顔しててください(^^;

ぶたさんの絵本。というより写真集に近いです。

施設の残飯処理の為にぶたを飼い始め、
そこから本格的に養豚するようになった、
鹿児島市にある知的障害者の施設・ゆうかり学園。

ある年の母豚の出産から子豚の成長、
その子らが10ヶ月経って出荷され肉となり、
また母豚が出産するまでを写真と解説で追っています。

いきなりリアルな出産シーンからスタートです。
母豚からにゅるん!と出てくる赤ちゃん達。
まだ袋で包まれたままの子豚の写真もあり、結構生々しいです。

綺麗になって、乳を飲み始める子豚達。か〜わいい〜♪
コロンとした体型、顔も手足も寸詰まり(笑)
兄弟でじゃれ合ってる姿は、ほんと愛らしいですね。
並んで座ってるところなんてたまりません(//∀//)

が、この子豚達は可愛がる為に飼われている訳ではありません。
1ヶ月も経つと親から離され、離乳食から徐々に大人の食事へ。
近くの学校やお店から集められた残飯(中には豚肉まで!)
をエサに、やがては自分自身が肉として出荷される為に
子豚達は育てられていくのです。

眠そうなトロンとした目。
無邪気に餌を欲しがる顔。
泥んこになって遊ぶ姿。

そして10ヶ月後。
施設から“と場”に連れていかれ、
さっきまで生きていた豚が、
次のページでは肉となり吊るされた姿に。

首を落とされ、ズラリと吊るされたたくさんの肉。
解体され、私達が見慣れた状態の肉となり、
最後はウィンナー。
その過程も全部写真になっています。

私達の口にする物ほぼ全て(塩とか除いて)が
元は命あるものだったっていうのはわかってはいても、
普段はこんな風に生きている動物とお店に並ぶ肉を
結びつけて見ていないので、
改めて写真で見せられるとズ〜ン★と来ます。

昔、“牛から出てくる”“温めると鶏になる”と聞いて
牛乳や卵が食べられなくなった同級生達がいましたが、
特に小さいお子さん達にはちょっと衝撃的かも。
「命だったんだよ」と教えることは大事だけど、
タイミングには気をつけてね、大人達(^^;

そして、残さず全部、おいしく食べられることに感謝を。

やがて、ゆうかり学園の母豚はまた妊娠し、
新たな命が誕生します。
生まれたての子豚は・・・・・・やっぱり可愛いのです^ ^

ぶた にく 著者:写真・文/大西暢夫
幻冬社 2010年1月発行
【送料無料】ぶたにく [ 大西暢夫 ]

【送料無料】ぶたにく [ 大西暢夫 ]
価格:1,680円(税込、送料別)


 にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ
今月から来月にかけて、土曜日のお休みが多いんですよね。
以前もお話しした通り、希望は一応
ジャンプの月曜と子供達の習い事がある木曜なんですが。

今日もお休み。
午前中は娘が小学校の合唱団練習に出かけたので、
午後から図書館に行ってきました。

最近、あまりゆっくり本読む時間も無く
長編小説は面倒になっちゃって(^_^;

それで、絵本を2冊借りてきました。

【送料無料】ぶたにく [ 大西暢夫 ]

【送料無料】ぶたにく [ 大西暢夫 ]
価格:1,680円(税込、送料別)



ぶたさんの絵本。というより写真集に近い。

小学校等の給食の残飯処理の為にぶたを飼い始め、
そこから本格的に養豚するようになった、
九州にある知的障害者の施設。

ある年の母豚の出産から子豚の成長、
その子らが10ヶ月経って出荷され肉となり、
また母豚が出産するまでを写真と解説で追っています。

命についてのお話。
ちょっと重いですね、やっぱり。せつないし。
母として母豚さんに同情?しちゃう部分も。

でも、娘も読みたいと言ったので借りました。
子供達にもちゃんと読んでちゃんと向き合って欲しい。

図書館でざっと読みましたが、もう一度じっくり読んで
忘れなかったらまた後でレビューしたいと思います。

 にほんブログ村 漫画ブログ 週刊少年ジャンプへ