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30階建てのビルの1階で、おばあさんと暮らす30匹の猫。
ある日、ドアが開いた隙に
一斉に飛び出してしまったから、さぁ大変!
各階に1匹ずつ隠れてる猫達を見つけなきゃ。


図書館で借りてきました。
猫がた〜くさん出てくる、可愛らしい絵本です。

各階の部屋=1ページに1匹ずつ潜り込んでしまった猫達。
「隠れてる」というほど隠れてはいないので
「ミッケ」や「ウォーリーをさがせ」ほど難しくはありませんが、
ダンス教室あり、水族館あり・・・と色々な部屋があるので
とても面白いです。

猫達も全部色や模様が違うので、見つけた後にもう一度、
全員集合ページのどの子がどこにいるのか
確認してみるという楽しみ方も。

それにしても住人の皆さん、どの部屋も個性あり過ぎ(笑)
おばあさんも30階まで階段で上っていくんだよね?
元気だなぁ〜。

30かいだての30ぴき
著者:作/やすいすえこ 絵/杉田比呂美
フレーベル館 2007年9月発行

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夏休みに旅行に行くことにした、つよしとけんた。
行き先は地球の裏側のアメリカ・ケンタッキー州。
通訳にけんたの姉を連れて、パスポートも持って、
さぁ、出発!
幅と角度を確認したら、庭の真ん中に穴を掘り始め・・・。


図書館で借りてきました。
地球をズンズン掘ってアメリカまで突き進むという、
壮大な旅行(というより冒険)を描いた絵本です。

リュックに装備を詰め、ヘルメットを被り、
庭を掘り始めた3人の子供達。
たぶん、つよしとけんたは小学生高学年くらい?
お姉さんは中学生かな?

掘るのはもちろん手作業です。
スコップでどんどん掘っていきます。
時折、ロープで食料などの差し入れが下りてきます。
(どんな長いロープ!?)

地面の中には、色々なものが埋まっています。
最初はビンや壷、ゴミのようなもの。
それが、掘り進むにつれ仏像や埋蔵金?
恐竜の骨に、謎の生物、宇宙船!!???
遊び心いっぱいで、絵を見ているだけでも楽しいです。

掘る作業に合わせて絵(本)も少しずつ斜めになり横になり、
地球の裏側に着く頃には、本もグルッと回って逆さまに。
掘って掘って、3人は一体どこに出るのでしょう?

絶対有り得ない!と思いつつ、3人の行動にワクワクして
ちょっとうらやましくなっちゃう面白いお話でした。

というか、結構近いな、地球の裏側(笑)

地球をほる 著者:川端誠
BL出版 2011年9月発行

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オレンジ色のしっぽの長いねこと、
花の大好きなおばあさん。
ふたりは、花の植木鉢がいっぱい並んだ家で
なかよく暮らしていました。
ところがある日、夜中に出かけたねこが帰らず、
心配していたおばあさんの元に・・・。


図書館で借りてきました。
ほんわかした雰囲気の絵がとても可愛い絵本です。

猫、ほんとにしっぽが長いです。
にっこり微笑む目が可愛いです。
おばあさんもとても優しそうな表情で描かれていて、
猫との良い関係が伝わってきます。

そんなある日、帰らない猫をおばあさんが待っていると、
小さな女の子がやってきます。
事故で死んだ猫を抱いて・・・。

猫の遺体を大事に埋めるおばあさん。
その姿がせつないです。
そして季節が流れ、春になると・・・!!

永遠の別れは悲しいけれど、
その先には希望や新たな出会いがあると教えてくれる。
最後はまたほっこりほのぼのと心が温かくなる、
そんなお話でした。

字が大きくて読みやすいので、読み聞かせはもちろん、
小学校に上がったら自分でも読んで欲しい絵本ですね。

ねこのき 著者:作/長田弘 絵/大橋歩
クレヨンハウス 1996年6月発行

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ひよこが産まれたばかりの鳥小屋で、
絵を描くことになった1年2組。
雨が降ってきたので教室で続きを描いていると、
にわとりのおなかを描いていたなぎさが隣のさきに質問。
「ねえ、にわとりにおっぱいってあったかな。」


図書館で借りてきました。
んんッ?にわとりにおっぱい???
タイトルのインパクトに魅かれて読みたくなりました。

子供の見方・考え方って面白いですよね。
小学生の目線に合わせた疑問が、正にこの絵本のタイトル。
大人なら「鳥はほ乳類じゃないから」とか
「卵を産む生物におっぱいは・・・」とか
知識や常識に基づいて簡単に答えを出しますが、
ここに出てくる子供達は違います。

図鑑で「おっぱいは無い」と見た子もいるけれど、
おかあさん鶏の周りに集まってたひよこを見て
もしかしたら・・・?と思ったり、
赤ちゃん=おっぱいと結びつけてみたり。

はたして、にわとりにおっぱいはあるのかな?

色々な意見が飛び出る中、唯一の大人である先生は
黙って見守るだけ。いい先生だなぁ〜。
答えを押し付けるのではなく、
子供達がどういう結論を出すのか静かに待つ。
大事なことですよね。

最後まで子供の立場に合わせたお話になっているので、
「◯◯ちゃんはどう思うかな〜?」なんて
お子さんに問いかけながら読み聞かせるのに
ちょうど良い絵本だと思いました(^_^)

にわとりのおっぱい 著者:山本省三
講談社 2005年6月発行

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キャラコは三毛猫の女の子。
でも、体は黒と白ばかりで、
胸元に小さく隠れた茶色のもようは目立ちません。
おかあさんやおねえさんみたいに
きれいな三毛猫になりたいキャラコは・・・。


三毛猫2匹の飼い主としてはスルーできない!
ってことで(笑)、図書館で借りてきました。
かわいい三毛猫ちゃんの絵本です。

おかあさんもおねえさんも綺麗な三毛猫。
だけど、キャラコの茶色は左手を上げないと見えず、
まるで白黒2色の猫みたいです。
なんとか茶色をアピールしたいキャラコ、
茶色の紙を貼ってみたり、絵の具で模様を描いてみたり。

表紙の絵でも、絵筆で色を塗ってるキャラコ。
読む前は私も白黒猫の話かと思いました(笑)
色々やってみるけれど、どれも上手くいきません。
すっかり凹んでしまいます。

そんなキャラコに、「大人になればもようなんて変わる」
と言葉をかけるお隣の黒猫ばあさんがス・テ・キ♪
昔は白黒だったと言うおばあさん・・・ほんと〜?!

お話は可愛いし、絵もとっても可愛いので、
猫好きさんは大満足!の一冊だと思います。
特に三毛猫大好きさんは必見ですよ〜(=^x^=)v

みけねこキャラコ 著者:どいかや
偕成社 2008年8月発行

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